Process Blockerのインストールと使用は非常に簡単です。アプリケーションをインストール、アンインストール、または更新するには、システムを再起動しなければならないことを覚えておいてください。
現行バージョンのProcess Blockerには、設定を配布するための組み込み機能がありません。しかし、この機能を提供するスクリプトを簡単に作成できます。設定(フルバージョンのライセンス情報を含む)は、次のレジストリキーに保存されます。
HKLM\SOFTWARE\Policies\Softros\Process Blocker
キーの各値には、分かりやすい名前が付いています(Blocked、ShowTrayなど)。また、ブロックされたアプリケーションと例外に関するルールを含む2つのサブキー(BlackListとWhiteList)があります。リスト上のすべてのルールは、プロセス名または実行ファイルへのフルパスが名前である複数文字列値です。データフィールドの情報は、次の行ごとの形式になっています。
行番号 | 説明 | 例1 | 例2 |
---|---|---|---|
1 | ルールを有効にするか無効にするかを定義します | enabled | disabled |
2 | Process Blockerによって計算されたCRC(CRCが使用されていない場合は0) | F67AE845 | 0 |
3 | カンマ区切りのユーザー名またはグループです。ローカルホストのユーザーまたはグループが使用されている場合、ドメインはドットとして定義されます。ドメインが定義されていない場合、ルールはドメインアカウントとローカルアカウントの両方に適用されます。行が存在しない場合、ルールはすべてのユーザーに適用されます。 | softros\Eric | .\Users,Andrew |
4 | ルールが適用されるセッションIDです。値が-1の場合、または行が存在しない場合、ルールはすべてのセッションに適用されます。このオプションはGUIから設定できません。 | -1 | 0 |
あるコンピューターからレジストリキーをエクスポートして別のコンピューターにインポートするか、スクリプトまたはプログラムからレジストリ値を編集することができます。Process Blockerにレジストリから設定を更新させるには、/updateスイッチを指定してListEditor.exeを実行します。そうしないと、サービスが再起動されるまで、Process Blockerは古い設定で実行を続けます。ListEditor.exeは、Process Blockerのインストールフォルダーにあります。